【書評】男の価値は「行動」で決まる 思考は現実化しない
こんにちは、たけるんです。
久しぶりに書評をやっていきます。
といっても書評というよりはほぼ感想になってますが、その点はご了承ください。
僕が本を読んで感じたことをそのまま書きました。
今回ご紹介する本は、里中李生さん著『男の価値は「行動」で決まる』です。
1.思考は現実化しない
「思考は現実化しない」。
本書の副題です。
僕はこの言葉を聞く度にいつもこう思っています。
「思考は現実化しないんだったら、どうやったら理想は現実化するんだよ!」と。
「行動しろ、行動しろ」と自己啓発書を読む度に疲弊していく自分に自己嫌悪。
頭の中では、こうなりたい、ああしたい、もっとこう生きたい、と考えることだけは止まらない。でも体は動かず、考えれば考えるほど、正解っぽい言葉だけが増えていく。気づけば、何もしていない夜が続く...
そんな時に本書を読みました。
今回この本を読んで、「このままだとヤバい。今動かないと死にきれないわ。」という思いが、自分の心臓にレイピアで突き刺されたように感じました。
この本は、今心がしんどくて動けていない男性に読んでほしい一冊です。
ちょうど今の僕のように。
まずは、この本を手に取った経緯からお話します。

2.渋谷の書店で出会った一冊
ある休日の夕方のこと。
読みたい本があって、たまたま渋谷マークシティの紀伊國屋書店に行きました。
店内を探すもお目当ての本はなかったので、目に止まった本をいくつか見ていました。
そこでぱっと手に取ったのが本書です。
まえがきには、こう書いてありました。
あなたが渋谷に行けば、そこで見たものに感化されて、次の行動に移ることができる
あーこれは買うしかない。そう思って、すぐにこの本をレジに持っていき購入しました。
動けない自分。でもたまたま渋谷に来て、たまたまこの本に出会った。
その偶然自体が、すでに「動け」と言われているみたいで、妙に腹に落ちたのを覚えています。

3.男どもよ、悔しくないのか
本書の結論を一言でいうと、「男どもよ、この社会に負けて悔しくないのか」という言葉になるかなと思います。
岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」ばりに、強烈なメッセージを読者に投げつけてきます。
人生を変えるために行動しないと何も変わらない。
よく言われることですよね。
本書では例として、サッカー界のスーパースターであるクリスチアーノ・ロナウド選手の話が出てきます。才能も抜群でルックスも抜群、身体も最強。それでいて驚愕の行動力によってスーパースターであり続けている。
なのに、才能のないお前ら凡人男が、何をやっているんだと。
さらに印象に残ったのは、次の一文です。
すべての奇跡は、平凡な人間よりも、変わった人間、特別な職業の人間に起こるもの
「思考は現実化しない」という言葉が示すとおり、平凡に願望を思い続けても叶わないんですね。
スマホを眺めながら、理想の未来を思い描いたところで、現実は何も変わらない。
だったら、重い腰をあげてぶっとんだ行動をするしかないだろうと思いました。

4.「生き切る」ということ
この本を読んで一番心に残ったこと。それは「生き切る」ということ。
幸せになりたい。けど幸せな人生って何だろう?
ずっと考えてきました。
世で成功した人、偉大な功績を残した人、ずば抜けた天才、世界を良くしようと動いた歴史に残る偉大な人がいます。でも、その人は社会から消されている現実があります。
例えば、僕に世界一の音楽やスポーツの才能があったとして、世界に対して絶大な影響力を持ち、莫大な資産を持っていたとします。もし世界をよくするために活動したら、世界の権力者を敵に回すことになり、即消されるでしょう。
それじゃあ幸せじゃないじゃんって。
それなら平凡に、自分の私利私欲のために生きたほうが幸せなんじゃないかって。
成功して辛い思いをするくらいなら平凡でいい。
社会をよくしなくていい。
そう思っていました。
でも本書には、こう書かれていました。
あなたは暗殺された天才たちと一緒で、暗殺ほど派手ではなく、じわじわと殺されていく立場にある人間で
そうか、僕はただちっぽけな人間なだけじゃなくて、社会からじわじわ殺されているんだと。
悔しくないか?悔しいだろう?
何度も何度も著者は訴えかけてきます。
はい、悔しいです。
このまま何もできずただ死んでいったとしたら、僕は生き切ったと言えるのだろうか?
何度も自問したい問いだなと感じます。
5.残り2,450回の日曜日
僕は今33歳です。
80歳で死ぬとしたら、あと約2,450週間しかありません。
2,450回、日曜日を迎えたら死ぬ計算です。
しかし、これは計算上の話であって、日曜日はあと1000回しかないかもしれません。
5回かもしれません。
0回かもしれません。
これは一大事です。
いずれにしろ、残り回数がゼロになる前に、つまり生きているうちに、「生ききったぞー」「人生勝ったぞー」って思いっきり叫びたいんです。
6.だからこの本を、同じ夜の人へ
社会の闇、社会の悪を見たらキリがありません。
金のために嘘で溢れかえっている世界。
でも、見えていないだけで、見るべきものはまだまだあります。
素晴らしい世界だってたくさんある!
そして、せっかく生きるなら、最高の人生を生きる!
強い言葉で殴られるような読書体験でした。
でも、殴られた分だけ、目が覚めます。
動けない夜に、この本は「考えろ」とは言わなかった。「動け」と言った。
あなたは、残りの日曜日をあと何回、数えられますか?

