読書会に込めた僕の願い|たけるんBookClub

読書会はただの本の紹介の場じゃない。
本を通して人と心でつながることで、人生に新しい彩りが生まれる。
静かなカフェで一人でページをめくっていた時間が、誰かと語り合うことで思いがけない笑顔に変わる。
本は、ひとりで読むときよりも、人と分かち合うときに、もっと深く心に刻まれるのだと思うんです。
あなたは最近、本をきっかけに誰かと深く語り合ったことがありますか?
今回は、僕が読書会に込めている思いをお話ししたいと思います。

1.本を通して人とつながりたい
読書会をやる1番の理由は、「本を通して人とつながりたい」という僕の思いがあるからです。
僕は読書会を通して、貴重な出会いをすることができました。
・新しい本との出会い
・これからつながっていたいと思える人との出会い
・その人だけのあたたかい物語との出会い
僕もこれまで多くの読書会に参加して、そうした経験をすることができました。
だから今度は自分が読書会を主催する立場になりたい。
そう思って読書会を主催することにしました。
今は「たけるんBookClub」という名前で定期的に読書会を開催しています。
読書会を始めた当初の思いは、僕のYouTubeで語っています。

僕にとって、読書会は”いつでも帰れる居場所”なんです!
2.僕と本の原点
もともと本を読むのは好きで、暇な時間に本を読んでいました。
本格的に自己研鑽のために読書を始めたのは、20代中盤を過ぎてからです。
思いかえしてみると、小学生の時は図書委員会に所属していました。
小学6年生の時は、図書委員長になり、図書室の本をもっとたくさんの人に読んでもらうため、校内放送を使って貸出イベントを呼びかけたりしていた記憶があります。
中でも、朝の会の時間に、低学年の教室へ行き、子どもたちの前で絵本の読み聞かせをしていた記憶があります。
単に本を読むだけではなくて、セリフのところをそのキャラクターになりきって喋ったり、そんな工夫をすることが楽しかったです。
中学生以降はほとんど本は読まず、部活に全力を注いだ学生生活でしたが、本が好きなこと、そして本を通して人に何かを伝えたい、という思いは子供時代からあったのだと思います。


また絵本の読み聞かせをやりたいな!
3.人生を変えた本との出会い
ときは流れて、社会人経験も積み、読書が大切だという話を散々聞くようになり、このままではダメだと思うようになりました。
暇があれば、YouTubeやSNSを見て、あっという間に時間が過ぎていく。
このままじゃいけないと思って、本を読むようになりました。
「本を読んでも行動を起こさないと意味がない」
「本を読むこと自体が目的になってはいけない」
ビジネス系インフルエンサーの人たちからこうした発信を聞くようになったことがきっかけで、ビジネス書、自己啓発書を中心に読書を始め、休日はカフェで本を読むようになりました。
もともと引きこもり気味で一人で過ごすことが多かった僕にとって、オシャレなカフェで美味しい珈琲を飲みながら、のんびり本を読む、という時間は至福のひとときでした。
読んでよかったなーと思う本はブログで紹介するようになりました。
本を読んですぐになにかでかい行動ができたか言えばそうではなかったと思います。
でも少しずつは変わってきました。
例えば、僕の人生のバイブル本になった「営業の魔法」。
当時、営業職であまり結果が出ていなかった僕にとって、「営業って素晴らしい職業なんだ」と自信を持つことができました。
書くことの大切さを教えてくれた「さみしい夜にはペンを持て」。
日々日記を書いていた僕にとって、何度も自分の心を救ってくれました。
4.読書会に参加して気づいたこと
こうして、本を読むことで感じる感情を人と共有したいと思い、近所で開催されている読書会によく参加するようになります。
読書会では、いろんな出会いがありました。
読書会を通して仲良くさせていただく方との出会いもありました。
「たけるんさんにおすすめしたい本があるので、プレゼントします」と思いもよらない本をプレゼントをしてもらうこともありました。
僕が普段読まない小説を読んで、心が動かされたのも、思いもよらない新しい出会いですよね。
僕が読書会を主催するようになって一番感動したのは、2回目も参加してくれた人がいた時です。
「また参加したいです!」と言ってもらえた瞬間、「喜んでもらえたのかな」と心が満たされたことを覚えています。
読書会は、本を語る場であると同時に、人の想いに耳を澄ませる場でもあると感じます。
そこに流れるあたたかい空気は、ページを閉じた後もずっと心に残るんですよね。

5.主催者としての歩み
山口、神戸、東京と、これまで6回の読書会を開催してきました。(2025年9月23日時点)
最初は僕と参加者様の2人だけという会が続きましたが、来てくださる人もありがたいことに増えていきました。
これまでの読書会で語り合った本たちをご紹介します↓




この本たちは、単なる活字ではなく、誰かの人生を照らす光です。
ページを開くたびに、その人の思い出や感情まで一緒に受け取っているようで、僕にとっては宝物のように感じています。
僕の読書会では、カフェ等ではなくて、レンタルスペースを借りてやっています。
その方が、ペアになって話しあってもらったり、グループでの対話や、本の紹介などやりやすいと思うからです。
自由にジャンルを問わず本を紹介し合う会をしたり、「子供の頃に戻れるような本」といったテーマを決めて開催したりしています。


最初は少人数だったけど、来てくれる人がいるだけで本当に嬉しかった!

小さな一歩から、大きなつながりに広がってるんだね♪
6.これから挑戦したいこと
これからは、まだできていない「課題図書を設定した輪読会」をやっていきたいと思っています。
ひとつの本をじっくり読んで、自分の意見を語り、共有し、対話する。
僕自身、深いディスカッションができる楽しさ、学びの深さを強く実感しています。
今開催しても参加してくれる方が少ないかなーと思うので、まずはオンラインからゆるーく開催する予定です。
また、読書を通じたコミュニティを作りたいと思っています。
Slackを中心に本を通じた交流をしていきたい。
読書が好きな仲間と長く関係を築いていきたい。
コミュニティ設計は現在検討中です。


大人の青春コミュニティをつくります!
7.直近のお知らせ
直近では、2025年10月5日(日)に東京で第7回の読書会を開催します。
オシャレなカフェバーを貸し切って、開催する特別会です。
これまでの読書会を知見を活かした、学びと楽しみが融合したコンテンツを用意しています。
是非チェックしてもらえると嬉しいです!

これは参加するしかないやつ!!
※2025年10月6日追記
第7回の読書会の読書会を開催しました!
これまでにない深い対話ができて、大満足です。

まとめ
僕が読書会を主催するのは、「本を通して人とつながりたい」という思いからです。
10年後も、この読書会で出会った仲間たちと本を囲んで語り合えたら…
そんな未来を思うと胸があたたかくなります。
本を通じてつながるご縁は、一瞬で終わるものではなく、長く心に寄り添ってくれるものだと思います。
あなたにとって“忘れられない一冊”は何ですか?
僕はその一冊を、あなたと一緒に語り合いたい!
もし語り合いたくなったら、ぜひたけるんBookClubの読書会でお待ちしています!
