聖なる夜、孤独に震える君へ
✅️ 「寂しくていいんだ」と、自分の弱さを許せるようになる
✅️ 孤独を知る人だからこそ持てる「優しさ」に気づける
✅️ 今日一日を生き延びて、温かいご飯を食べたくなる
この記事は、今、聖なる夜のきらめきに心を痛めているあなたへ向けて書いています。

世界中で自分だけが独りぼっちなんじゃないか...
そんなふうに感じて震えているあなたの心を、少しだけ軽くするお手伝いをしたい!
今日は、自称プロぼっちである僕が絶望の夜に見つけた「何よりも大切な自分の心を守るための生存戦略」についてお話しします。
プロぼっち、聖なる夜に絶望する
今日はクリスマス。
今年も僕の隣には誰もいません。恋人もパートナーもいない。
年齢が30を超えても尚ひとり。
これだけひとりなんで、自分のことをプロぼっちと呼び、可哀想な自分に酔っております。
さて、僕は「ピアノで感動を届けたい」なんてブログを書いていますが、正直に言います。
今の僕は感動どころか、自分の寂しさで押しつぶされそうです...
そんな時、YouTuberのエママインドさんの動画を見て、「孤独な戦いをしているのは自分だけじゃない」と勇気づけられました。
自分の心は、もうだいぶ限界。
そんな僕と同じように寂しさに苦しんでいる人がいるとするならば、そんなあなたに全力で伝えたい。
そう思って、この記事を書くことにしました。
今この瞬間、たったひとりで夜を過ごしているあなたへ。
あなたの心がちょっとでも元気になってほしい!
ここ数年、僕は孤独と戦い続けてきました。
仕事が変わり、住む場所が変わり、知人が誰もいない土地へ行き…
「孤独な自分、かわいそう」
どこかでそんな自分に酔っていたのかもしれません。
でも結局、本能的な寂しさに勝つことなんてできませんでした。
「今のひとり時間を有意義に過ごそう!」
「今しかできないことをやろう!」
「どれだけ今の生活が恵まれているか考えてみよう!」
頭ではわかっています。
でも……

無理、無理。
そりゃ無理ですね。
だって寂しいんだもん。
街を歩けば、楽しそうなカップル、幸せそうなファミリー。
幸せの象徴のような光景を見せつけられたら、心なんて簡単にえぐられます。

ひとつ、僕の心が破壊されたエピソードを語らせてください。
大好きな音楽さえ響かなかった夜
クリスマスイブの前日のこと。
横浜の赤レンガ倉庫。
カップルたちが愛を語らう「聖地」で、僕は盛大に散りました。
僕の手元には、チケットが2枚ありました。
12月23日。
SHE’Sと阿部真央さんのツーマンライブ。

僕の20代という青春を彩ってくれた、大好きなアーティストたちの共演です。
SHE'S 井上竜馬さんのかっこよさに惚れ込み、「自分もあんな風にピアノを弾いて歌を歌いたい」と憧れた僕の20代。
僕の思いはnoteに少しだけ語ってます。
そして、阿部真央さんは、曲づくり・歌・楽器・ダンス、なんでもできる凄さに衝撃を受けたアーティストさん。
男なら一度は「女たち」のダンスを真似して踊ったことがあるのではないでしょうか?
僕は本気で練習して踊りました。
今でもサビは踊れます...たぶん。
これほど好きなアーティストの初めてのツーマンライブ。
数ヶ月前、チケットを取った時の僕は希望に満ちていました。
「この最高の音楽を、隣で好きな人と分かち合えるはずだ」と。
けれど、現実は残酷ですね。
当日を迎えた時、僕の隣には誰もいませんでした。
そして、ライブはどうだったか?
……空虚でした。
全く楽しめなかった。
いつもなら心を震わせるはずのピアノの音色も、ボーカルの声も、厚いガラス越しに聴いているように響かない。
素直に楽しめばいいのに。
思いっきり楽しめばいいのにと、ライブ前あれだけ思っていたにも関わらず、楽しめなかった。
ステージの輝きが、逆に僕の孤独を浮き彫りにするようでした。
ライブが終わり、喧騒から離れた帰り道。
横浜の冬の風があまりに冷たくて、「俺、なんで生きてるんだろう」とすら思いました。

生産性ゼロの活動を楽しもう
絶望していたクリスマス前の夜。
そんな時に自己啓発インフルエンサーが、「他人と比較するな」とか「自分を磨け」なんて言葉を見ても何も響きません。
そんな正論じゃ、この孤独感は癒せないんです。
じゃあ、今の僕はどう過ごしているか?
友人におすすめされた漫画を読みふけっています。
血糖値スパイク爆発のこってりラーメンを食べてます。
生産性?
そんなもんゼロです。
むしろマイナスです。
でも、それでいいんです。
くだらない漫画を読んで笑おう。
あほみたいにうまいラーメンを食べて笑おう。
泥臭くてもいい。
かっこ悪くてもいい。
ラーメンが美味いとか、漫画が面白いとか、そんな小さな幸せにしがみつかせてください!

孤独を知るあなたは、誰よりも優しい人
僕は思うんです。
今、あなたが感じているその「寂しさ」や「痛み」。
それは決して無駄じゃない。
カップルが愛を語らっている間に、僕たちは自分自身の魂と向き合っています。
孤独という猛毒を飲み込んで、それでも歯を食いしばって生きている。
この「どうしようもない寂しさ」を知っている人は、他人の寂しさにも敏感になれる人。
誰かが落ち込んでいる時、「頑張れ」なんて無責任な言葉じゃなく、ただ隣に座って「辛いよね」と言える。
そんな深みのある優しさを持てるのは、今日という夜を一人で耐えたあなただけです。

今、震えている君は、これから出会う誰かを救える「優しさの鬼👹」になれる。
だから、自分の感情を否定しないでほしいです!
アホみたいに「可愛い自分」に酔いしれろ
それでも、やっぱり夜は長い。
何をやっても心が救われない。
そんな時、僕が実践して、少しだけ心が楽になった方法をシェアさせてください。
それは「過去の自分とデートする(1年を振り返る)」ことです。
僕は12月に入ってから、今年1年間に自分が書いた日記を読み返しています。
この日記を読み返しながら、過去の自分の言葉に耳を傾ける。
「あ、こいつ(自分)、半年前も同じことで悩んでるな」
「この時の自分、なんか楽しそうだな。これまたやってみるか」
「あっやべ、これやろうと思ってて忘れてた!」
日記がない人は、スマホのカメラロールを眺めるだけでもいいです!
文字を読むのが辛かったら、写真を見るだけでいいんです。
今、パッと「やりたいことをやれ」と言われても何も思いつきませんが、 過去の自分は、今の自分を助けるヒントをたくさん持っています。
・忘れていた「読みたかった本」
・昔好きだった「懐かしい動画」
・あの時美味しかった「ラーメン屋」
あなたには「過去の自分」という、世界で一番の理解者がついています。

今日は、自分自身とゆっくり対話してみませんか?
アホみたいに自分のこれまでに思いを馳せて、可愛い自分に酔いましょう。
それが孤独と戦う僕たちに許された癒やしだと思うんです!
最後に
ここまで読んでくれて、本当にありがとうございます。
僕の今年のクリスマスは、アホみたいに漫画を読んで、バカみたいに口が臭くなるにんにくマシマシのラーメンを食べます!
おしゃれなディナーじゃなくても、誰になんと言われようと、今日は最高の一日。

僕は生きる。
だからあなたにも生きてほしい。
明日のあなたが、今日よりもちょっとだけ笑ってくれたら、僕はそれだけで嬉しいです。

さあ、一緒に「自分だけの時間」を生き抜きましょう!
もし、ひとりぼっちなあなたが少し元気になって、「私も1人ラーメン食べたよ」「漫画読んでるよ」という方がいたら、Xでこっそり教えてくださいね😆



