【レビュー】小さな相棒ピアノ「CASIO CT-S1 WE」と始める弾き語り生活

1.このピアノが僕の音楽生活を変えた
ピアノって大きいし、重いし、しかも高い。
「うちには置けないな…」
そう思ったことはありませんか?
僕もずっとそう思っていました。
でも、ある日出会った一台が、その固定観念をあっさり壊したんです。
それが CASIO CT-S1 WE。
机の上にサッと置いて、PCモニタに楽譜やコードを映しながら、好きな時に好きな曲を弾き語りする。
その自由さは、子供の頃からいろんなピアノを弾いてきた僕が「これだ」と感じた、音楽との新しい距離感でした。
今日は、僕のピアノ遍歴と、この一台にたどり着くまでのストーリーをお話しします。
あなたも、読み終えたときには「ピアノがもっと身近に感じられる」かもしれません。
2.最初に触ったピアノと音楽との出会い
一番最初に弾いたのは、たぶん「アンパンマンピアノ」だったと思います。

当時の僕(3歳くらい?)は筋金入りのアンパンマン好き。
テレビにアンパンマンが映ると自然と元気になるような子供でした。
そして、本格的なピアノとの出会いは、近所のピアノ教室。
そこで触ったアップライトピアノは、アンパンマンピアノとは別世界です。

こんなに鍵盤って重いの!?
小さな指で鍵盤を押し込むたび、驚きと少しの悔しさが混ざりました。
夢中で弾いたわけじゃないけれど、「弾けないのが悔しい」という気持ちは強くて、なんとか一曲弾けるようになるまで練習していました。
鍵盤の重さ、そして先生の「できたね!」という笑顔。
あの記憶は、今でも鮮明です。

3.僕のピアノ遍歴と、それぞれの思い出
YAMAHA Clavinova(クラビノーバ)
人生で最初に買ってもらった電子ピアノ。
それは、YAMAHA定番の電子ピアノ「クラビノーバ」です。
子供ながらに「これが本物のピアノだ」と思っていました。
クラビノーバには、CLPシリーズ、CSPシリーズ、CVPシリーズといった多彩なラインナップがあります。
アップライトピアノやグランドピアノとの違いはわからず、当たり前のように毎日弾いていました。
鍵盤は木製ではなくプラスチック製。
でも打鍵感は十分で、僕にとっては“ピアノそのもの”でした。
YAMAHA 家庭用グランドピアノ
地元の小さなコンクールでグランプリを取ったご褒美に、家にやってきたグランドピアノ。
YAMAHAの家庭用モデルの中で一番グレードが低いタイプでしたが、20年以上前でも高価なものでした。
やっぱりグランドピアノはすごかった!
鍵盤を押すと、中のハンマーが弦を叩く様子が見えるのが好きでした。
大屋根を開けたときの音の広がりは格別。
ただ、音がよく響く分、下手な演奏が近所に丸聞こえなのは恥ずかしかったです。
中学生になってピアノをやめると同時に手放しましたが、もし将来広い家に住めたら、インテリアとしても置きたい存在ですね。

ちなみに小学校時代、手作りのオルゴール箱に彫刻刀でグランドピアノを彫ったことがあります。
それくらい、グランドピアノの美しいフォルムに惹かれていました。
YAMAHA ARIUS YDP-S52WH
社会人になって、ピアノを再開したくなり購入。
こちらもYAMAHA電子ピアノの定番ARIUSシリーズです。
※2025年現在、「ARIUS YDP-S52WH」は生産終了しております。
象牙調の鍵盤で、生ピアノに近いタッチ感。
真っ白なボディは部屋に置くだけで映えました。
でも忙しさに押され、気づけば部屋の片隅で“インテリア化”してしまいました。

白い部屋に映えますねー
Roland JUPITER-50
ARIUSを買って1年後、初めてシンセサイザーを買うことになります。
それが、電子楽器メーカーRolandの「JUPITER-50」というモデルでした。
当時大好きだったパスピエの成田ハネダさんに憧れて、購入しました。
雰囲気を感じてもらいたいので、公式の演奏デモ動画を貼っておきます↓

バンドでピアノをやりたい!
そう思った僕にとって、このシンセサイザーはすごすぎました。
なんと言っても見た目のかっこよさ。
カラフルなボタンが配置され、超本格シンセサイザーという感じです。
おまけに鍵盤のタッチも気持ち良い!
子供の頃に弾いた、ヤマハのエレクトーンを思い出すようなタッチ。

JUPITER-50は、弾いているだけで気持ちよくなっちゃいます。
音色の多彩さもすさまじいシンセサイザーです。
しかし、僕にとって致命的な欠点が。。。
なんと本体だけで11kgあります。
家だけで使うなら問題ないのですが、バンド演奏で使いたかった僕にとっては、持ち運びが大変すぎました。
重さに加えて、僕の演奏レベルから言っても、オーバースペックすぎましたね。


成田ハネダさんのように、華麗にキーボードを弾いてみたかったなー!
CASIO CT-S1 WE(現メイン)
そして今の相棒。
61鍵の電子キーボードです。
タッチは軽く、音質も十分。
なによりも、このコンパクトさが最高。


デスクに置いても非常にコンパクトです!
壁に立てかけておいて、弾きたい時だけ机に置く。
限られたスペースでも、ピアノのある暮らしを叶えてくれます。
4.一番好きだったピアノと、一番合わなかったピアノ
これまでいろんなピアノに触ってきて、好きだったピアノと合わなかったピアノを少しだけ紹介させてください。
■一番好きだったのはグランドピアノ
音の響き、フォルムの美しさ、そして思い出が詰まっています。
小学生の僕がオルゴール箱にその形を刻み込むほどの存在でした。
■一番合わなかったのはJUPITER-50
性能は素晴らしかったけど、重さと大きさがネック。
「使いこなせない宝の持ち腐れ」という言葉がぴったりでした。

自分に合うものを探すのは大切ですね。
5. CASIO CT-S1 WEを選んだ理由
ピアノを始めるにあたって、最優先はコンパクトさと価格。
物置化しても置き場所に困らないことが条件でした。
正直、88鍵盤への未練はありました。
でも、「本気練習は外のピアノスタジオでやればいい」という割り切りで61鍵を選びました。
打鍵感は物足りないけれど、毎日触れる距離感が何よりも価値があると感じています。
「CASIO CT-S1 WE」で練習をして、ピアノスタジオで88鍵盤の触ったときの感動はすごいものがあります。
人間はよくも悪くも慣れてしまう生き物です。
本物のピアノを弾いたときの感動は何倍にも感じられるはずです!
6.使ってわかった魅力と注意点
好きなポイント
見た目が可愛い
最初は「鍵盤少なっ!」と思ったけど、弾くうちにこの小ささが愛おしくなる。
61鍵の仲間たちが、力を合わせて音楽を奏でているような感覚。
最低限の機能で十分
音質、スピーカー、ヘッドホン対応。
必要なものは揃っていて、不足は感じません。
打感の違いが逆に楽しい
普段は軽いタッチで練習。
だからこそ、久々に良いピアノを弾いたときの感動が倍増します。
子供の頃、初めてスタインウェイを弾いたときの衝撃は今でも忘れられません。
鍵盤が指に吸い付くような”あの感覚”をまた味わいたくなります。
そんな感覚を手軽に味わうことができるんです!
惜しいところ
繰り返しになりますが、低音が物足りないです。
特に左手オクターブでは音が足りない場面が多くなりがち。
でも、これを受け入れれば間違いなく最高の相棒です。
あってよかったところ
机の上に置けるので、PCモニタで楽譜やコードを見ながら弾けます。
据え置き型では難しい環境が、コンパクトゆえに実現できました。
周辺アイテム
・基本は本体だけでOKです
・ヘッドホン推奨
・必要ならペダル追加
以下におすすめ周辺機器を貼っておきます。
■おすすめヘッドホン「オーディオテクニカ ATH-EP100」
■本格的な音を楽しみたいなら定番のモニターヘッドホン
■ペダル
ペダルを使う場合、踏んでる時にずれる可能性があるので、なんらかの方法で固定した方がいいかもしれません。
こんな人におすすめ
・ワンルームや狭い部屋に住んでいて、88鍵ピアノを置くスペースがない人
・気軽に弾き語りや作曲の練習をしたい人
・ピアノを習いたての子供や、久しぶりに再開する大人
・家では軽く練習し、外で本格的なピアノを弾くスタイルを考えている人
・インテリアにも馴染むシンプルでおしゃれなデザインを求めている人
「ピアノは大きくて場所を取るから無理」と思っていた人ほど、この一台の可能性を感じられるはずです。
7.まとめ
どんなピアノでも、一番大切なのは「自分の生活に合うかどうか」です。
CASIO CT-S1 WEは、音楽をもっと身近にしてくれる、まさに相棒のような存在です。
部屋が狭くてもピアノをあきらめたくない人、趣味で弾き語りを始めたい人には本当にぴったり。
僕はこの一台と出会って、音楽が日常の中に戻ってきました。
そして、このピアノでどんな時間を過ごせるのか、これからの自分が楽しみです。
誰かの前で弾き語りをしたり、大切な人と音楽を共有したり。
CASIO CT-S1 WEは、そんな未来のきっかけになるはずです。

あなたの生活にぴったり合うピアノは、どんな形ですか?
今日、それを探す一歩を踏み出してみてください!
